まさかのお休み
9月の連休の日曜日、出血があって不安になりました。その週の水曜に妊娠が分かったばかりでした。
次の週は、大事な仕事もあり、両立できるのかも不安で…。
祝日を挟んで火曜の朝一番に診察を受けると…
診断書
妊娠5週 切迫流産
安静にしてくださいと言われ、職場にすぐ連絡。仕事は、1週間休みに…。
職場に迷惑を掛けてしまう…どうしよう。
それまで1週間なんて傷病休暇を取ったことがなくて、ぐるぐると申し訳ない気持ちが駆け巡りました。
でも、今までずっと仕事にただただ一生懸命で、赤ちゃんができたとき、赤ちゃんのこと思いやれていなかったかもしれないとも思いました。出血は、そういうサインなのかも。
一週間後、病院を訪れたときに看護師さんから言われたこと、これからずっと忘れません。
あなた自身は出血以外は大丈夫なのかもしれない。でもね、赤ちゃんが大丈夫なのか心配があるからと、先生が判断して診断書が出ています。
あなたと赤ちゃんの体調は別物って思わなきゃだめです。
あなたを外見から判断して妊婦さんだと分かる人はいません。だからね、赤ちゃんのこと、しっかり守ってあげられるのは、あなたしかいないんですよ。
別にズル休みをしてるわけじゃない。権利です。しっかりと安静にしないで仕事をして残念な結果になったとき、あなたは絶対後悔します。守れる存在がいるとき、何を優先するかしっかりと自覚をもって考えてください。
大丈夫、仕事は復帰してからいくらでも恩返しできます。でもね、命に代わりはありません。
そう伝えても仕事へ行く人もいます。ここから先は、ご自身の判断になるけれど、せっかく授かった命、大切にしてくださいね。
優しい口調、寄り添ってくださる姿勢、でも真っ直ぐに胸に突き刺さるお話でした。
ああ、私が出血以外は大丈夫だからとか、私が動けるからとか、そういうのは赤ちゃんの体調とリンクしていないんだよな。
私が私がって、結局ひとりよがりじゃないか。
今度こそたった一つの命を守りたい。
職場の人になんて迷惑なんだって思われても仕方ない。頑張って積み上げてきた信頼を失ってしまったとしても、それでもいい。
全部うまくやれるなら、それに越したことないけど、どちらかを取らなきゃいけないなら、今ここに在る命を大切にしたい。
覚悟を決めました。
上司や同僚に伝えたとき、
・仕事のことを考えず、とにかく身体をお大事に!
・全然大丈夫!身体を優先して!
・チームみんなでカバーしていくから、気にしないで😊
・仕事は頑張れるときにまた頑張れば良いんだよ!
・とにかく安静にね。無理しないで🍀
・仕事は大丈夫!大丈夫になる社会を作る義務がわたしたちにはあるんだから。遠慮なく休んで。
・大丈夫!いつもポジティブシンキングで!
・一生に一度になることかもしれないし、思い切り甘えて!
温かい言葉をいただいて、胸にこみ上げるものがあり、たまらなくなりました。迷惑をかけているのは事実なのに、みなさん励ましてくださいました。
わたしもそんな人になりたいな、そういう言葉を掛けられる人になりたい。
そう思いました。
そして、今日初めの出血から約2週間経ちました。今週も出血はあったものの、心拍が確認できました。
画像でも音でも心拍を実感でき、すくすくと育ってくれていることが分かりました。
旦那さんと共にエコーを見たのですが、旦那さんの目が真っ赤に。涙を必死に堪えていて、
「よく頑張った!よく頑張って成長してくれているね!」
不安だったのは、私だけじゃなかった。
いつもいっしょに居て、大丈夫って言ってくれていたけど、あなたも不安だったよね。
ありがとう!
胎嚢の中の赤ちゃんは、ちっちゃい人の姿をしていて、びっくりしました。
あなたの成長をみんなで応援しているよ。
感謝の気持ちを忘れずに生きます。読んでくださった方々、ありがとうございます😊
今日は、何回「ありがとう。」が言えるかな(*^▽^*)